赤坂通りとは、東京都道413号赤坂杉並線（山王下、乃木坂陸橋、表参道、代々木上原、井の頭通りと重なり吉祥寺まで）の起点でもある外堀通りとの交差点、「山王下」から外苑東通りとの交差点「乃木坂陸橋」までのエリアを言います。

「赤坂通り商店会」は、「山王下」から「乃木坂陸橋」までの範囲の両側及びその近隣地域の商店、企業で構成された組織です。

任意団体ですが、港区の認可団体であり、港区商店街連合会、赤坂商店街協議会に加入しております。

「赤坂通り商店会」加入件数は、令和5（2023）年末現在、約90企業となります。またＴＢＳホールディングス、三菱地所にも加盟いただき、三井不動産は「赤坂Bizタワー ショップ＆ダイニングス」として加盟いただいております。

赤坂は、戦前から銀座の奥座敷として、花柳界を中心とする和文化の雰囲気を漂わせ「赤坂村」と自評するほど静かな、都心にあるとは思えない異空間でしたが、千代田線の開通、TBS、国際自動車等の再開発により、情報関連企業、商社の集積等が進み、そこに勤務する人々を対象とした飲食店が急増し、街の賑わいが生まれました。

2000年代に入り景気の下降、都心再開発の影響で大企業の移転、コロナ禍並びに赤坂二・六丁目地区開発工事等の影響で、街の賑わいが薄れていることが、昨今の商店会の課題です。令和6年（2024）に入り、インバウンドの需要も期待できますが、赤坂通り商店会は再開発事業者とも足並みを揃え、赤坂のまちづくりに知恵を絞っております。